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大阪の箕面は滝が雄大で素晴らしく自然が豊かなところです。
紅葉の名所でもあり、素晴らしく美しいとろです。
観光地としても有名で、猿や紅葉の天婦羅などの名物もあり、みなお馴染みの自然に恵まれた場所です。
しかし、2007年5月30日に開通したグリーンロードというトンネルの影響で滝の水が極端に減ってしまいました。
残念なことです。水に育まれていた自然も大ピンチですし、なによりも観光が大変なことになってしまう。
しかも大阪府はトンネルを通せば水が枯れることは想定内として工事を進めていた(MBSの取材にそう答えていた)らしく、ポンプを設置してトンネル内に溢れ出ている水をポンプアップしている。
電気代だけで年間3000万円かかっているそうです。
箕面の滝(全高33m)
ポンプアップした水がホースから流れ出る所を確認しました。
このトンネルは箕面森町という新しい住宅地にいくために作ったトンネルです。
1995年に着工し、総工費813億円、全長5623メートル(当時日本で10番目の長さ)なのだそうです。
それで交通料は600円!料金のせいか、あまり車は通っていないようです。当然設定した収入にはとうてい及ばず、千万単位の赤字がでているそうです。
しかも、新しく作った町、箕面森町は総工費は985億円。2900戸、9600人の街です。
しかし、全部売れたとしても750億円の赤字なのだそうです。しかも、あんまりまだ売れていない。
この土地は、開発前は大鷹も繁殖していたほど、自然が豊かな場所だったそうです。今は全くいなくなってしまったそうです。箕面の自然も今いっても美しいところですが、ここの滝と水源が開発の為に枯れてしまったそうです。自然破壊は進、しかも、莫大な負債を生み続けている。
そのしわよせは市民にもふりかかってきているそうです。
いったいなんの為の開発なのか?!
誰も徳をしていない。
人々は苦しんで、自然が豊かだったころをなつかしんでいます。
そして、いろいろな思いを胸に7 generations walk2009はこの箕面の滝から出発しました。
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