7 generations walk for COP10 の目的と活動
- 歩いた実感で「自然と共に生きる喜び」を伝え
- 体験した「里山の知恵」を伝え、
- 「生物多様性じぶん条約」を集め皆の意識が変化することによって
- COP10では損得でなく「命が一番大切という」意識で条約が締結され
- これ以上の「自然破壊を止める」ことになり
- 「自然のサイクルと共に生きる喜び」にあふれた持続可能な未来社会を作り
- 7世代先の子供達に幸せを届ける
ということです。
ウォークやイベントに参加することで伝えたいのは
「命は素晴らしい!」
ということです。
当たり前で当然のことですが、この当たり前のことを忘れてしまっているが故に自然破壊は起こっています。
歩きながら自然に触れていくとなぜか生かされている実感と感謝にあふれるのです。この「自然と共に生きる喜び」をイベントで出会ったり体験を共にすることで分かち合えたらと思っています
インディアンの長老、デニス・バンクス師から受け継いだのは
「All life is sacred」(全ての命は聖なるものである)
というメッセージです。
歩きながら僕たちが伝えたいのは、情報ではなくメッセージなのです。
言葉に命を吹き込むために、歩き、実感し、感謝しながら歩いています。
7 generations walkでは全行程を歩いて行くということと同時に、
各地での交流イベントを大切にしています。
「7世代先の未来のことを考える」ことをコンセプトに地元の方々と交流をしながら学ばさせていただき、学び感じたことをまた次の場所で伝えるという活動をとおして、幸せな未来のビジョンを有機的に拡げ、繋げていきたいのです。
そして、その皆の思いとメッセージをCOP10の会場に届けたいのです。
自然に生かされている私たちは
「自然のサイクルと共に生きる」ことが必要です。
私達の消費優先の社会はこの自然のサイクルから大きく外れてしまい、自然を破壊し、多くの生命が絶滅しています。
今、世界では生物の絶滅を食い止める為に、日本の「里山の知恵」が注目されています。
日本の里山では人が自然と関わり生活することによってさらに自然が豊かになっていくからです。
COP10でもその智恵を世界に紹介しようとしています。日本の里山の知恵が世界を救うかもしれないのです。
私たちは2010年に長野県を実際に歩いて学んできた、
「里山の知恵」を紹介します。
生物の絶滅を食い止め、智恵と共に豊かに生きるには、私たちが自然のサイクルを意識して生活することが大切です。
皆の意識が集まることによって、相乗効果でこの意識がさらに広がることを願い
「生物多様性じぶん条約」キャンペーンに7 generations walkは参加します。
生物多様性じぶん条約はこのCOP10をきっかけにスタートした取り組みで、生物の絶滅を食い止める為に
「今、自分ができることを宣言」し、生活を変えていくことによって、社会の変化を促す為のキャンペーンです。多くの方が関わり大きな動きになっています。詳しくはホームページをご覧いただけたら幸いです。
そしてこの意識が広がり
「命が一番大切である」
という共通する認識と理解をCOP10 の機会にさらに深め強められればと思っています。
そして損得や利益優先でなく、「命が最優先」で条約が締結されていくことを促したいです。
「命が最優先」で条約も締結され、
「自然のサイクルと共に生きる」ということを皆が選択するならば、
自然破壊は止まり
もう二度と自然を破壊する方向に社会は進まなくなるでしょう。
私たちは自然破壊の根本を断ちたいのです。自然破壊の根本は人の貪欲さと無知です。
自然と共に生きる喜びを多くの人が知り共有できれば、環境破壊は止まると信じています。
その喜びの中で社会は変化し
「持続可能な未来社会の価値観」を皆で作りだしていけたらと思っています。
自然のサイクルと共に生きる喜びを皆で選択すれば、そこに
7世代先まで届く幸せがあるでしょう。
歩くことで私たちは沢山の前向きなアイデアと実感を得ました。
そのアイデアと実感を皆さんとワクワクしながら共有できたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
7 generations walk 代表 山田俊尚